ORISの創業
1904年創業スイスの時計ブランド。ポール・カッティンとジョージ・クリスチャンによって設立。
近くに流れる小川にちなんで「オリス」と名付けられた。1911年までに従業員300人を抱える大企業に成長。
1928年から、ジョージの義理の兄オスカー・エルゾックがジェネラルマネージャに就き、オリスの製品の向上に力を入れます。しかし、1934年に制定された「都計法」(許可なく新しいテクノロジーを時計会社が発表する事を妨げるもの)が障害となります。1938年初のパイロット時計を開発。1952年オリス初の自動巻きムーブメントを開発。1956年から、都計法の撤回を求める活動を行い、1966年見事成功を勝ち取る。
1965年当時の最先端技術タイマースケール付き逆回転ベゼル,発光インデックス、100m防水のダイバーズウォッチを発表。都計法撤回をうけ、オリスはレバー脱進機より優れたキャリバー653を発表。ヌーシャテル天文台からフルクロノメーター証明書を授与される。
1960年代オリスは世界で10本の指に入る時計メーカーへと成長。しかし、1982年クオーツ危機により低迷したオリスは経営陣の買収を実施し、その後新生OrisSAを誕生させ機械式時計のみの生産になる。
1991年非常に難しいムーンフェーズモジュール搭載のキャリバー581を開発し大成功。2003年にはF1チーム「ウィリアムズ」と契約を結び、F1チーム時計を発表。2014年オリス時計製造110周年を記念して、35年ぶりに自社キャリバーを開。2016年オリス初のブロンズウォッチを発表。米海軍初のアフリカ系アメリカ人のマスターダイバー・
カール・ブラシアの人生を称える時計として製作された。2018年オリスは新ムーブメントを発表。10日間のパワリザーブ、特許取得のノンリニアパワーリザーブ表示、日付表示、24時間セカンドタイムゾーンと、30分計を組み合わせるという、1つの時計にこれら全ての機能が搭載されたのは初めてであった。
様々な歴史を経て、技術革新を続けるオリスは今後も時代を超越するアイデンティティで進化し続けます。
主なアイテム
■ビッグクラウン
1910年にパイロットウォッチの製作を始め、その先駆けとなったデザイン。1938年に発表されたビッククラ
ウンは、オリスの代表的なデザイン。
■アクイスコレクション
高性能素材と実用的機能を持つ、高性能のダイバーズウォッチ。
■アートリエコレクション
オリスの歴史を感じるクラシカルなデザイン。フォーマルな装いに人気。
■クロノリス
オリス初のクロノグラフとして1970年に発表。モータースポーツからインスパイアされたデザイン。