Vacheron Constantinの創業
スイスのジュネーブにて誕生したヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年ジャンマルク・ヴァシュロンにより創業。
継続的に時計を製造してきたメーカーとしては世界最古。パテックフィリップ・オーデマピゲと共に世界三大高級時計メーカーのひとつとなる。トゥールビヨンを始めとする複雑な機構を持つ機械式時計の他、宝飾時計としても
知られる。シンボルともいえるマルタ十字のマークは、突き出た8つの角がそれぞれ、騎士道における美徳―忠誠心、敬虔さ、率直さ、勇敢さ、名誉、死を恐れないこと、弱者の庇護、教会への敬意―が表現されている。
1938年ジャガー・ルクルト社と業務提携。1955年には、創業200周年を迎え、厚さ1.64mmという世界最薄の
ムーブメントを発表。1979年、総カラット数130ct、合計118個のダイヤモンドを使用した「カリスタ」を
発表。製作にかかった時間、およそ6000時間。当時の最高値がついた。2005年、創業以来、継続的に営業して
いる時計メーカーとして最長である。
250年を迎え、記念モデル5種を発表。言うまでもなく、伝統と格式のある一流時計メーカーである。
創業250年以上経っても尚、衰える事のない人気と品格は、その技術の高さを象徴している。
主なアイテム
■オーバーシーズ
1996年に誕生したスポーツモデル。もともと1977年にブランド創立222年を記念して限定500本で作られた
スポーツモデル(Ref222)をベースに作られた。
■パトリモニー
一切の無駄のない、正統派の伝統を感じるデザインのドレスウォッチ。1950年代の活気の中で誕生したこの
コレクションは、さまに再生のシンボル。ゆるぎないエレガンスとクラシシズムがシグネチャーであるラウン
ドフォルムは、着けた人の手首の上で新たな価値を見出します。シンプルな中に高度な技術が集約された職人
技の結晶。2世紀半に及ぶ技術の成果がつまった時計。
■トラディッショナル
3世紀に渡り一度も途切れることなく続いてきた歴史を経た、密接な関係にあるフォルムは機能を生かして、
「トラディショナル」コレクションに高貴な雰囲気を漂わせています。タイムレスなエレガンスと究極の現代性
を兼ね備えた才能溢れる時計職人だけが、芸術的機構に息吹を吹き込むことができるのです。
■エジェリー
ヴァシュロンの女性のイメージから発想され、女性に向けた新たなコレクションです。卓越性と美への同じ情熱
を共有するオートクチュールとオートオルロジュリーという2つの世界が融合しています。こうしたプライスレス
なインスピレーションの源から生まれた「エジェリー」は想像をかきたて、プレシャスなものにしていきます。
■ヒストリーク
1755年以来続くヴァシュロン・コンスタンタンの創造性に敬意を表した「ヒストリーク」コレクション。
究極の独自性、それが限定製造される伝説的なクリエーションの特徴を示しており、希少なタイムピースやアン
ティークウオッチのコレクターと愛好家を熱狂させています。